Q1: BL部品認定制度とは?

 

Q2: 単相3線式とは?

 

Q3:

 

 

A1: BL部品認定制度とは

BL=財団法人ベターリビングの略称

認定制度の概要

(1) BL部品認定制度は、品質・性能・アフターサービス等に優れた住宅部品を認定するために創設された制度です。

電気温水器の他、ガス給湯器・暖冷房システム等の設備系部品や建築系部品について、各部品毎に定められた認定基準に基づき審査を行い、企業の部品が認定されています。

(2) BLマーク証紙とBL保険

BL部品には、品質と安心の証となる「BLマーク証紙」を貼ることが義務付けられており、電気温水器の場合、機器本体(貯湯ユニット)に貼られています。このBLマーク証紙が貼られたBLぶひんは、以下の特典が付いています。

1.一般的に住宅部品では1年保証であるのに対し、初期故障の多くが2年以内に発生しやすいとゆう調査結果に基づき、BL部品では無償修理保証期間を「2年間」としています。また、認定がその無償修理に要した費用は、メーカーより保険要請があれば、保険金として認定メーカーに支払われるようになっており、メーカーがユーザーに充分な品質保証が行われるようバックアップしています。

** 保証責任保険 **

BL部品は、かし・欠陥に関する無償修理2年保証が義務づけられているため、BL部品が住宅に据付けられ引渡された後、2年以内に設計・製造あるいは据付け工事に原因のあるかし・欠陥が発見された場合、そのかし・欠陥を無償修理するために要した費用損害が、保険金として認定メーカーに支払われます。

2. 充分な審査を経て認定されたBL部品でも、故障による事故が起きないとは限りません。例えば電気温水器の場合、施工不良や製品欠陥による配管等からの漏水、またその漏水による財物破損等が想定されます。BL部品は、このような製品の欠陥等が原因でおこる事故に対して、認定メーカーが被害者に支払う損害賠償金を保険金として認定メーカーに支払われるようになっており、ユーザーに充分なアフターサービスが行われるようバックアップしています。

** 賠償責任保険 **

BL部品が住宅に据付けられ引渡された後、設計・製造あるいは据付け工事等に原因のあるかし・欠陥によって生じた事故に起因して、ユーザー等がけがをしたり志望した場合やこれらの財物を破損した場合に、被害者に支払わねばならない損害賠償金が保険金として認定メーカーに支払われます。

またこれらの保険の被保険者(保険金の受取人)は、BL認定メーカーとなります。保険契約は、BLがすべて一括して保険契約を保険会社と締結いたしますので、認定メーカーが個々に保険会社と保険加入や更新の手続き等をとる必要がありません.。

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A2: 単相3線式は、3本の電線のうち2本の線を使い分けて、100V、200Vの両方の電気機器を使う配線システムです。

3本の電線のうち、接地線(アース線)と上または下の電圧線を利用すれば100V、接地線以外の上と下の電圧線を利用すれば200Vが使用できます。これに対し単相2線式は電圧線と接地線の2本の線を利用するので100Vしか使用できません。

単相3線式のメリット

  • ハイパワーのクッキングヒーターや電気温水器、蓄熱式電気床暖房、大型エアコンなどの200V機器に対応できる。(同じ仕事量であれば、100Vも200Vも消費する電力量は同じになり時間が短縮されます。また100Vに比べ、配線機器や機器に流れる電流は1/2で済み、配線での損失は1/4になり、省エネルギーとなります。)
  • 将来、回路を増やし、契約アンペアを大きくする場合に便利。(引込口配線の電線のサイズにより、回路を増やすことができない場合もあります。)単相3線式のそれぞれの線の対置電圧(機器に流れる電気と大地との電位差)は単相2線式と同じ100Vですから、安全性は100Vの機器と全く変わりません。

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