電気温水器は、つねに高温で使用されますので安全で快適にご使用いただけるよう

専門技術者による定期的な点検 を受けていただくことをおすすめします。

当社でも西愛知・名古屋地区の点検・クリーニングサービスを行っておりますので

お気軽にご相 談下さい。

項  目
時  期
点 検 方 法

漏電しゃ断器の動作確認

1ヶ月に 1〜2回 程度

* 温水器の本体には漏電した場合に電気を遮断する漏電しゃ断器があります。

1. 深夜電力の通電中に点検蓋を開け内部の漏電しゃ断器のテストボタンを押して、レバーが『切』になり通電ランプが消える事を確認してください。

2. 引き続き通電状態にするため、必ずレバーを『入』に戻して通電ランプの点灯を確認してください。
深夜電力の通電時間以外ではボタンを押しても動作はしない)

タンク内の清掃

1年に1回 程度

* 給水には目に見えない混合物が含まれているため、長い間にこれらが沈殿したり、水垢や湯垢が溜まってきます。次の手順で清掃できます。

1. 漏電しゃ断器のレバーを『切』にします。

2. 給水側の止水栓を閉じます。

3. 逃し弁のレバーを起こして「開」にしてください。(タンク内に空気が入るようになります。)

4. 排水栓を開き排水してください。(逃し弁が開いていないと、水が出なかったり、タンクが破損します。)  *お湯が出ていることがあるので、火傷に充分注意する。

5. 排水口から湯・水が抜け切れば、排水栓を閉じ、止水栓を開いてタンク内に20〜40L(2〜4分間)程度給水した後、止水栓を閉じます。

6. 4、5項の操作を2〜3回繰返し、タンク内を洗浄します。

7. 排水口より排水される水に濁りがなく、きれいな水が排水されるようになれば、タンク内の清掃は完了です。

8. 排水栓を閉じます。

9. 給湯ツマミを開いた後、止水栓を開きタンクに給水します。

10. 逃し弁のレバーを下げて「閉」とします。 蛇口から、空気が混ざった水が吹き出し、その後水が一様に出るようになればタンク内は満水です。

11. 給湯ツマミを閉じます。

12. 漏電しゃ断器のレバーを『入』にします。

逃し弁の 動作確認

1ヶ月に1回 程度

* 逃し弁の動作部分にゴミが付着すると動作不良の原因になります。

1. 逃し弁点検蓋内の逃し弁のレバーを上げ下げし排水を繰り返します。

2. レバーを上げると「開」となり、水(お湯)を排出します。

3. レバーを下げると「閉」となり、水(お湯)の排出を止めます。

4. 操作後は、レバーを下げて、排水が止まることを確認してください。

減圧弁の ストレーナーの掃除

1年に1回 程度

* タンク内へのゴミの流入を防ぐために減圧弁にストレーナーが組込まれています。ゴミが溜まると出湯圧力が低下します。お湯の出方が悪くなったら次の手順で清掃できます。

1. 止水栓を閉じます。

2. 逃し弁のレバーを5秒程度上げて、タンクの内圧を逃します。

3. 逃し弁のレバーを下げて元に戻します。

4. 減圧弁のストレーナーの蓋を外し、ストレーナーを洗います。(ストレーナーを外す時、配管中の水が出るのでバケツ等の用意をして下さい)

5. 元通りに組み込んで、止水栓を開けます。 ストレーナーを外すと水がこぼれます。

6. 角形は、電気温水器のケース内に減圧弁を取付けていますので、水受けを用意ください。

7. ストレーナーの蓋は、反時計方向に回すと外れます。

本体外装の清掃

必要時

1. 綿布に中性洗剤またはクリーナーを染み込ませて汚れを拭き取ってください。

2. もう一方の綿布に水を湿して拭いてください。